認知症とは

認知症とは

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認知症とは

認知症とは、正常に発達した脳が、病気や障害により、低下していく症状を言います。

認知症は病名ではなく、そういった症状のことを指します。

認知症=アルツハイマー と思う方が多いかもしれませんが、
アルツハイマーは認知症という症状を引き起こす原因のひとつに過ぎません。

 

加齢による物忘れとの違い

年を取ると誰でも脳の機能は低下していきます。

物忘れと認知症はまったくの別物なのです。

その違いについて、かんたんにご説明しましょう。

物忘れとは

「いつ」「何を」など、部分的に思い出せないことを言います。

例えば、人と会う約束をしたときなど、その約束自体は覚えていますが、
約束したの何日だったかしら?○○駅に何時って言ってたかな?
といったように情報の一部が思い出せなくなるような症状です。

物忘れは加齢とともにほとんどの方に現れます。

認知症とは

認知症とは、そのこと自体を覚えていない症状を指します。
例えば、ごはんを食べた直後であっても、食べたということ自体を記憶に残せないため、
これから食べなくちゃ!といった発言をしてしまいます。

忘れていることを責めたとしても、本人にはその記憶が欠落しているため、
思い出すということはありません。

また、指摘することは、認知症の方が自分自身を責めて落ち込んだり、不機嫌になったりする原因となりますので、
やめたほうがいいと言えます。

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