認知症予防として生活にアロマを取り入れるために、アロマグッズの一つである「アロマストーン」を手作りしてみたいと思います。
アロマストーンの材料の揃え方や、初心者向けのスターターセットなどについては、以下の記事でお話しました。
(まだ読んでない方は併せて読んでみてくださいね。)
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手作りアロマストーンで手軽に楽しく認知症予防!
この記事に来てくださった皆さんは、アロマで認知症予防を始めてみようと思っているところでしょうか。 それとも、何か楽しく遊べるもので、認知症予防をしたいなと考えていらっしゃいますでしょうか。   ...
この記事の中で、「アロマストーンの材料は100円均一のお店だけでもすべて揃えることができる!」とお話しましたが、そのことが事実であることを証明すべく、実際に筆者自身も100均のお店に足を運んでみました!
そして、本当に100均で揃えた材料のみでアロマストーンができるのか、実践してみたいと思います!
目次
100均で購入したアロマストーンの材料
今回私は、ダイソーさんでアロマストーンの材料をゲットしてきました。
購入したものはこちらです。
写真左から順に
・水彩絵の具
・石膏(上)
・石粉粘土(下)
・シリコーンモールド です。
実際にお店を覗いてみて、その品揃えの良さにびっくりしました!
本当に100均だけでアロマストーン作りに必要な材料をすべて購入することができました。
一応この他に、家にある紙コップと割りばし、爪楊枝を使用する予定ですが、これらも家にない場合には、100均で購入することが可能です。
100均て本当にすごい…!感動です!!
100均の石粉粘土で作るオリジナルアロマストーン
材料が揃ったので、さっそくアロマストーン作りを始めていきたいと思います。
初心者ですので、まずは簡単に扱える「石粉粘土」を使って、アロマストーンを作ってみたいと思います。
石粉粘土は、粉末状の石に接着剤等を加えたものとのことですが、触ってみた感じは普通の粘土と変わりありません。紙粘土に近いような印象です。
石粉粘土を使用したアロマストーンの作り方としては、主に2つありまして、1つは、シリコーンモールドなどの型に埋め込んで作成するもの。そしてもう1つは、粘土細工のように、自分の手で好きな形を作るものです。
今回は、石膏を使用した場合との比較を行いたいため、シリコーンモールドを使用して作ってみようと思います。
まず、型より少し大きめに粘土をとり、丸めます。
この時、色を付けたい場合は、水彩絵の具を混ぜてから丸めます。
※石粉粘土は少しくすんだ色をしており、なかなか色がつきにくいので、気持ち多めに絵の具を混ぜても大丈夫です。
丸めたら、型にぎゅっと押し込めます。
押し込みながら、はみ出た部分を取り除いていくと、きれいに型に埋め込まれます。
切り取ってぼこぼこしたところは、平らになるように指でよくなじませましょう。
15分ほど置いたら、型から外します。
※この時点ではまだ表面しか乾燥していません。
型から外したら、風通しの良いところに置き乾燥させます。わたしは丸1日置いておきました!
完全に乾燥したら、裏面に数滴アロマオイルを落として完成です!
思ってた以上に簡単でした…!びっくり仰天です!
100均の石膏で作るオリジナルアロマストーン
石粉粘土でのアロマストーンがうまくできたので、次は、「石膏」を使ってアロマストーンを作ってみようと思います!
私が購入したダイソーさんの石膏は1袋に100g入っています。モノによりますが、100均のシリコンモールド(石膏と同じ売り場にある小さめのもの)であれば大体10個くらい作ることができるようです。
作業する際ですが、非常に細かい粉を扱うので、誤って吸い込まないようにマスクを着用するようにしてくださいね!!
では、やっていきましょう!
まず、使用する石膏を計ります。
シリコーンモールド1個分で10g使用します。
石膏10gに対して、水3mlを加え、よく混ぜ合わせます。
※水分量を間違えると固まらないので、きちんと計るようにしてください。
色を付けたい場合は、水彩絵の具を加えて混ぜ合わせます。
※石膏が白いので、例えば赤を少量入れるとピンク色になります。
4分程撹拌し、粘着性が出てきたら、型に流し込みます。
気泡が入らないよう、静かに流し込みます。
流し込んだら、とんとんと型を軽く机に落とし、気泡を抜きます。
※それでもちょっと心配な方は、爪楊枝で型の底を静かになぞってみてください。これでほとんど気泡はなくなると思います。
乾燥するまで1時間ほど置いておき、乾燥したら型から取り外します。
中まで完全に乾燥しきるまで、1日ほど置いておくと安心です。
完全に乾燥したら、裏面にアロマオイルを数滴たらして完成です!
石粉粘土と石膏でアロマストーンを作ってみて感じた、それぞれのメリットデメリット
石粉粘土は、やはり扱いが簡単という点が一番のメリットだと感じました。
石膏と違い誤って吸い込んでしまう心配もありませんし、小さなお子さんからご高齢の方まで、安心して使用することができると思います。
石粉粘土のデメリットは、色がつきにくいことと、石膏に比べると出来上がりの表面が滑らかではないというような点でしょうか。確かに、裏面が多少ぼこぼこしてしまったり、型にうまく押し込められないと柄がつきにくいというような難点はありますが、手軽さや安心さを考えると、この辺りは目を瞑れる部分かなとも思います。
石膏は、石粉粘土よりはやはり扱いが面倒です。ですが、計量さえ間違えなければ、失敗することもなく、特別難しいという印象は持ちませんでした。
石膏のメリットは、型のデザインがきれいに出やすいことや、仕上がりがきれいな点です。正直、売り物と言われてもわからないくらいきれいに出来上がります。
細かい作業が得意な方や好きな方は、石膏に挑戦してみるのが良いと思います。
ちなみに、右手奥の黄色い花と左手前の水色の貝殻が石粉粘土で作ったもの、右手前のオレンジの花と左手奥のピンクの貝殻が石膏で作ったものです。
表面の滑らかさや、型のデザインの浮き上がり方の違いは、写真を見ていただければおわかりいただけるかと思います。
また、写真では伝わらないと思いますが、石粉粘土のほうが軽い仕上がりになります。言うなれば、軽石のような感じでしょうか。反対に石膏は細かい粒子がぎっしり詰まっている感じがして、重たく感じました。
重さの面を考えたり、石膏が衝撃で欠けたり割れたりしやすいことを考えると、持ち運びをするのであれば、石膏より石粉粘土で作ったアロマストーンのほうが向いているかもしれません。
石粉粘土と石膏、どちらにもメリットデメリットがあるので、一概にどちらがオススメとは言えませんが、自分に合ったものを試してみていただけたらと思います。
筆者自身そこまで器用なほうではないですが、割と簡単に作業することができましたので、気持ちさえあればどなたでもオリジナルアロマストーンを作れると思いますよ!
上級者向け<アロマストーン+ドライフラワー>でオリジナルアロマストーンをアレンジ
ちょっとおまけになりますが、石膏が余ったので、ドライフラワーを使って、+αのアレンジをしてみたいと思います!
石膏をシリコンモールドに流し込むまでは、上と一緒です。
完全に乾燥したら、ボンドでドライフラワーを飾り付けていきます。
(石膏が固まりきる前に、飾り付けるとボンドで貼りつける必要性がなくなるので、もっとお手軽かもしれません。。)
これだけです!(笑)
アレンジというほどのことでもなんでもありませんが、ちょっとの+αで、手の込んだ作品みたいになりましたよね!
普通のアロマストーン作りに飽きたら、こんなアレンジをしてみるのもいいのではないでしょうか。
まとめ
100均の材料だけでアロマストーン作り、問題なくできました!!
実際にやってみる前は、アロマストーン作りなんてハードルが高い…!と思っていましたが、やってみたら意外と簡単でびっくりしました。
きれいにできるかどうかは、経験値の問題だと思うので、やればやるほど、上手にできるようになることは間違いないと思います。
上手くできるようになったら、人にプレゼントしてみるのもいいですよね。
認知症予防を始めてほしい方へのプレゼントとしてももちろんですが、例えば軽度認知障害の方が認知症予防としてアロマストーンを作って誰かにプレゼントするということもおすすめです。
人にプレゼントするという目標ができると意欲的になりますし、人にプレゼントをして喜んでもらえることで、承認欲求も満たされます。
欲求が満たされると、人は生きがいを感じますが、生きがいこそ元気でいるために最も重要なことと言えるのではないでしょうか。
100均の材料だけでアロマストーン作り。
お手軽で楽しいので、健康のためにも認知症予防のためにも、ぜひやってみていただけたらと思います!